こんばんは。SS design金子です。
ある程度の規模のリフォーム工事の時、私的にどきどきするのが解体工事です。
どうしても壊してみないと見えない部分があり、その都度プランの検討が必要になったり、お客様のご要望に沿えない形となることもでてきてしまうケースがあります。
リフォーム工事中のM様邸は不要になる壁の解体や古い設備の取り外し等解体工事は大きな問題が出ずに進みました。
躯体の柱等に絡む変更もなく、順調~☆と思っていたのもつかの間。
トイレは1度リフォームされている形跡があり、以前は男性用の小便器があって、床もタイル貼でもっと違ったことは予想していました。
洗面部分との床の段差もあり、下地が土間でコンクリートの壊しについては予定しておりいざ壊しはじめてみると。。。
いつまでも終わりに到達しない・・多くてもコンクリート15㎝くらいかな?などど予想していたのに、20㎝壊してもまだ下にコンクリートが・・・。
今回は造作絡みもあり解体を大工さんにお願いしていましたが、急遽変更し解体業者さんを手配。
結果的には25㎝近くもコンクリート打ってあり、おそらくリフォームの際に増し打ちした様で、解体業者さんも2日がかりでどうにか壊しました。
見込みの甘さを反省しつつ、無事に設備業者さんの逃げ工事にバトンタッチできました。
リフォームしていると古い給排水管を見ることが多々あります。現代の給水管はホースのような形状なので昔の形に比べると固定する部分など多くありません。
昔は鋼管(硬質塩化ビニル鋼管やもっと古いと亜鉛メッキ鋼管)で見ていると根太などに吊る部分も多く、各ジョイント等は工事の手間が今より多かっただろうなと感じます。
つまり外すのに設備業者さんたちが苦労してくれました・・・感謝。
ちなみにこの鋼管は平成5年ころまで多く使われているので築25年以上経っている家で、特に使われていない別荘で錆が出るのはこの鋼管の影響が多いです。
(ほかの原因もいろいろあったりはしますが・・・)
今回のM様邸ではそのあたりの配管もすべてやり替えるので鋼管類もすべて撤去!
設備業者さんたちが床下に潜ってくれ、現在新規の給排水管施工中です。
次回は窓の交換をレポートしたいなと考えています。
SS designの金子でした。