軽井沢 夏仕様別荘を冬利用するためのリフォーム工事について vol.2 (床断熱の改修工事)

こんにちは!SSdesignの金子です。

かなり期間が空いてしまいました・・・現在SSdesignは冬工事多く始まっておりバタついております。

今回blogは床下の断熱改修について!

前回のblogで断熱改修を優先するする順番を「窓→床下→天井→壁」とご紹介しましたが、窓については以前のblogで「窓リフォームについて」で記載しているので今回は床下の断熱改修方法についてまとめていきたいと思います!

まず床下という書き方をしましたが、床下の断熱の基本として「基礎断熱」「床断熱」の2種類があります。

断熱改修が必要な軽井沢の物件では「基礎断熱」ではない(基礎断熱施工されている建物では大きな断熱改修の必要性が低い)ことが多いので今回は説明から割愛し、「床断熱」のリフォームについてお話していきたいと思います。

床断熱のリフォームの方法は大きく分けると下記の2パターン!

1.床下から床断熱の交換または追加

2.既存の床の上から断熱材を追加

1.床下から床断熱の交換または追加

基礎と床の間に入って作業する工事になります。

既に床下に断熱が入っているケース↑

何も断熱が入っていないケース↑

床下にすでに断熱が入っていると逆に撤去する工事に費用が掛かってきます。

上の写真1枚目のようにぴったりとしっかり断熱が入っているのであれば、撤去はもったいないという状況です。

使用してみてどうしても補強が必要であれば後からの改修が可能です。

すでに断熱材が落ちてしまっているケースは断熱材も湿気で性能が悪くなっているので撤去しての改修をお勧めします。

床下からの断熱材は板状の断熱材を充填する方法と吹付断熱の2パターンが多いかと思います。

吹付の断熱は隙間がなく施工できることがメリットですが費用は今すごく上がっています。

少し前は吹付をお勧めしていましたが、現状の価格だと板状断熱材施工にした方がコスト感が合ってくる感じています。

ちなみに吹付作業はこんな感じです。↓

2.既存の床の上から断熱材を追加

断熱材の施工費用は上からの工事のが軽減されますが、既存の床に重ねるので部分的な改修には向いていません。

部分的に行おうとすると床の段差ができたり扉の変更が必要等出てきてしまうのでケースバイケースです。

部分的な改修ですと和室で厚みのある畳の部屋だった場合は改修が可能なケースや段差を許容できる場合に使える方法です。

全体的な改修で間取り変更や建具の変更等する場合で天井高さがある程度確保できるケースにお勧めの方法となります。

1.既存の床に重ねて断熱材施工
2.その上からフローリング等仕上げ材を施工

 

今回は床の断熱改修についてでした!いかがでしたか?

リフォームの方法はいろいろなケースで多くの方法があります。コスト面やプラン、住まいの使い手の考え方でセレクトしていくものなので、リフォームの参考になりましたら幸いです。

次回は工事している物件のブログにしたいな~・・・・と思いつつ、また忙しくて少し期間が空いてしまうかもしれませんが、気長にお待ちいただけましたら幸いです。

SSdesign 金子智子でした!