今回は屋根リフォームについて!
雨漏りしていればもちろん屋根リフォームを考えると思いますが、そのほかの場合にどのタイミングでのリフォームを考えるべきなのか、どのようにリフォームをするのか、ポイントを踏まえてご紹介します!
目次:
1.そもそも屋根のメンテナンスは何が必要?
2.コロニアル(スレート瓦)屋根は割れていればリフォームを要検討
3.板金屋根は定期的な塗装でのリフォームがおすすめ
4.屋根カバー工事ってどんな工事?
1.そもそも屋根のメンテナンスは何が必要?
屋根については種類として瓦・コロニアル(スレート瓦)・板金等の素材の種類がありますが、基本的なメンテナンスは共通して落ち葉や苔をそのままにせず年に1度はきれいにすること!
落ち葉や苔をそのままにするとだんだん土に代わり、種が落ち、植物が生え、屋根を壊してしまいます。
そこまでいかなくても苔などから毛細管現象が起き屋根下の構造に水が回ってしまいます。
もし自分で屋根の清掃ができなければ管理会社へ相談いただいたり、弊社へのご相談いただければお掃除してくれる業者さんをご紹介いたします。
2.コロニアル(スレート瓦)屋根は割れていればリフォームを要検討
コロニアルの屋根は少し昔の軽井沢の別荘ではよく使われていましたが、そもそも軽井沢の気候には不向きで現在の軽井沢の新築では使用されるケースは少数派かと思います。
軽井沢では苔が生えてきやすく、寒さもあるためか劣化が進みやすいと感じています。
「割れていてもコーキング等で止水して塗装すれば大丈夫!」というお話も聞きますが、私はコロニアルの屋根は費用は掛かりますが板金屋根へのカバー工法をお勧めしています。
コロニアルは塗装しても新たに割れがでて雨漏りしてしまうケースがあり、メンテナンスの手間やトータルコストを考えると屋根の吹き替えを検討すべきと考えているからです。
もちろんわれていても雨漏りしていないケース等もあり、ケースバイケースなのでよく現地調査をしてもらうことが重要です。
3.板金屋根は定期的な塗装でのリフォームがおすすめ
板金屋根は塗膜がとれてしまって錆が出て穴が開くことで雨漏りにつながるケースと屋根上の清掃のメンテナンスをしなかったためにおこる雨漏りがあります。
上記写真が清掃メンテナンス不足の場合の状態の写真です。
見に行った際はなくなっていましたが一時期は屋根から草が生えていたと伺いました。
表層としてはひどくないですが、すでに多くの場所で根が入り込んだり雨漏りになっている状態で塗装でのリフォームができないため、カバー工法で屋根をリフォームしました。
板金屋根であれば本体そのもののダメージがなければ塗装でのメンテナンスも可能です。
塗装しないままでいると錆が出てきた部分から板金そのものが腐ってしまい雨漏りにつながるので錆があった場合早めの状態確認がおすすめです。
4.屋根カバー工事はどんな工事?
基本的に屋根は既存は撤去して葺き替えるか上からカバーするかの2種類なのですが、コロニアル屋根はアスベストが含有されているケースが多いため撤去すると解体費用が多くかかってくることもあり、基本的にはカバー工法という方法でのリフォームをお勧めしています。
(※アスベスト含有が完全に禁止になったのは2006年なのでそのあとに建てられた場合はアスベストありません。)
カバー工法は基本的に既存の屋根の上に下記の工事を行います。
屋根の形状によっては既存屋根の部品を撤去する作業も最初のベニヤ貼り前に行います。
また足場を施工する関係もあり、外壁などのリフォームも合わせて行うことも多いです。
足場は屋根だけの場合と外壁もやる場合とで費用は変わってきますが、同じ時期にメンテナンスが必要になるケースも多いのでできれば一緒にできるとトータルコストは安くなってくると考えています。
また板金はおおよそ15年ほど塗膜保証がついているのでお掃除をしていただければ、メンテナンス頻度もぐっと下がります。
以上屋根工事についてまとめてみましたがいかがでしたか?
屋根はなかなか意識しないと見ない部分で気付かない間に状況が悪くなってしまうケースもあります。
屋根がダメになると建物自体が悪くなってしまいます。
定期的なメンテナンスやチェックで適切なリフォームがされることで住まいの寿命を延ばすことができます。
現地調査は無料です!気になった方はぜひお気軽にcontactよりお問い合わせください。
今回リポートを参考にしていただければ幸いです。SS designの金子でした!
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下記屋根リフォームをしている現場の施工事例です!